コロナ感染した妊婦の出産記録 〜発症に怯える入院生活〜

ByK.I

臨月で新型コロナ感染し、感染発覚当日に帝王切開で出産した実体験のブログです。
赤ちゃんにも会えず、発症に怯えながら過ごした入院生活について記録します。

▼前回記事はこちら
臨月の妊婦が新型コロナ感染。赤ちゃんに会えない出産体験記

臨月の妊婦がコロナ感染。緊急帝王切開での出産を記録したブログ



コロナ感染した妊婦から産まれた赤ちゃん



新型コロナウィルスに感染したお母さんから産まれた赤ちゃんは、コロナ感染の疑いがゼロではないため、まず隔離管理されます。

出産当日だけでなく数日おきにPCR検査を受けて、陰性であることが確認できると隔離が解除されます。

我が家の場合、幸い赤ちゃんへの感染はありませんでした。

病院によって方針が異なるかもしれませんが、愛育病院の場合は コロナ感染中のお母さんから赤ちゃんへの事後感染を防ぐため、出産後は母子別室となりました。


出産当日〜翌日


赤ちゃんに会うことができないため、出産した実感も薄く、ただただ後陣痛と術後の痛みに耐えました。
時間の経過がとてもゆっくりに感じます。

出産翌日からは、食事と歩く練習が始まりました。
私の病棟はコロナ感染者専用の病棟です。
当然ですが、トイレやお風呂など、部屋を移動する前後はアルコール消毒を徹底しています。

点滴や飲み薬で痛み止めを処方してもらっていますが、出産翌日は痛みが強くて少しでも動くと激痛が走ります。

コロナ陽性とはいえ、まだ無症状だったのが幸いです。入院時に先生から重症化リスクについて説明を受けていたので、いつ発症するのか怯えながら過ごしました。

私の場合、妊娠初期に『妊娠糖尿病』と診断されていたので妊娠期間中は食事制限で糖質をコントロールしていました。

『妊娠糖尿病』『妊娠後期』は、新型コロナウィルス感染時に重症化しやすいそうです。
色々調べていると、海外の記事で『妊娠糖尿病』の方のコロナ感染による死亡率が高いという記事があり、不安に駆られました。

このまま赤ちゃんを一度も抱っこできないまま、死んでしまうリスクもあるのか...

悔やんでも後の祭りですが、『なんで感染してしまったんだろう』という後悔の気持ちで一杯でした。


産後3日目



産後3日目に、赤ちゃんの容態が安定してきたのでNICUからGCUへ移動したというお知らせと共に、赤ちゃんの写真を届けてもらいました。
小さく産まれたことと、呼吸が弱かったことで、たくさん管に繋がれていました。呼吸を安定させることが最優先なので、栄養は口から胃まで管を通して直接入れていたそうです。

出産した実感が薄かった為それまで母乳は全く出なかったのですが、やっと我が子の姿を見ることができて、急に母乳も生成されはじめました。

母子別室で授乳することが出来ないため3時間おきの搾乳が必要です。
慣れない搾乳で胸の張りも取りきれず、お腹だけでなく胸の痛みにも苦しむことになりました。

搾乳した母乳は赤ちゃんに届けることもできず、捨てることになっています。


産後4日目



朝起きると喉の痛みがありました。
恐れていた新型コロナの症状が発症してしまったようです。

まだ術後の痛みが強かったので、熱や喉の痛みは我慢できても、咳が一番の恐怖です。

基本的に入院中は酸素飽和度チェックを24時間つけていますが、普段96前後の数値が、この日は一時的に90代前半に。

このまま悪化していくのかと思いきや、昼過ぎには酸素飽和度の数値も安定し喉の痛みも引いて、『発症』とも言い切れない『ほぼ無症状』の状態に戻りました。

産後5日目



深い咳ではなく軽めの咳が出るようになりました。
PCR検査で陽性が出てから、発熱の症状は一度もありません。

お腹の痛み止めでロキソニンなどを処方されているため、ロキソニンの解熱作用で『発熱』が抑えられている可能性があるそうで、薬が切れる時間を見計らってこまめに検温しています。

酸素飽和度は、95〜96で正常値です。
コロナ感染でホテル療養中の主人は、深呼吸すると99〜100を出せるとのことで、私もやってみましたがそんな高い値は出ませんでした。。


産後6日目



新生児科と産婦人科のスタッフが連携してくださりZOOM(オンラインビデオチャット)を使って、赤ちゃんとのオンライン面会をさせてもらいました。
通常業務でお忙しい中、コロナ感染妊婦にもこのように配慮していただき病院のスタッフの皆さんに感謝です。

これまで写真の静止画だけでしたが、初めてスヤスヤと眠る赤ちゃんのLIVE動画を見られて心が穏やかになりました。

また、ホテル療養中だった主人も軽快して自宅に戻ることができました。


産後7日目



夜中の搾乳で寝不足の日が続きます。
昨晩寝る時に、酸素飽和度が88まで下がり看護師さんが慌ててやってきました。寝ようとすると酸素の値が下がり、起きて深呼吸すると元に戻ります。

念の為、酸素飽和度チェッカーの指につけるパーツを交換してもらい、少しベッドを起こした状態で眠りました。

朝起きると酸素の数値も安定しており、軽めの咳が少し出る程度で体調は比較的安定しています。

が、この日の血液検査の結果、コロナ感染によってリンパ球の値が低すぎるとのことで、重症化を防ぐため『抗体カクテル療法』を受けさせていただくことになりました。

抗体カクテル療法の点滴については、また次回ブログにて詳細記録します。


昨日主人が自宅に戻ったため、両親不在で一人で入院していた6歳の娘もようやく退院して家に帰れることになりました。
数日間は頑張っていましたが、ちょうど昨日から『ママとパパに会いたい。お家に帰りたい。』と泣きながら電話がかかってくるようになり精神的にも限界がきていたようです。

私と赤ちゃんはまだ入院が続きますが、主人と娘は自宅に戻り、発症or陽性発覚からカウントして最低10日間の自宅療養(外出禁止)となります。

前回記事 の通り、この1週間は家族4人がバラバラの生活をしていましたが、ようやく2人再会することができました。


赤ちゃんは今まで保育器に入っていましたが、本日から保育器無しで大丈夫かどうか2〜3日様子を見てみるとのことです。

軽いコロナ症状と無症状の間を行き来している私も、このまま重症化さえしなければ数日で退院できるそうです。

重症化しないことを祈りつつ、しっかり食べて飲んで寝て、赤ちゃんのお世話をするために体力をつけておきたいと思います。

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